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入眠時(眠ろうとしているとき) に幻覚を見る人へ
その幻覚が就寝時に限っているならば、睡眠障害かもしれない。
一時的な症状ならば、疲れや、よく眠れない などの他の要素があるかもしれない。気にする必要がないことかもしれない。しかし長期に渡って、入眠時(眠ろうとしているとき)幻覚・幻聴がするならば、何かを疑う必要があることでしょう。
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目次
近頃、就寝時の幻聴が特にひどい
私が聞こえる幻聴は主に人の話し声。それも「目を閉じているときに限る。目を開ければその話し声は聞こえなくなる」
なので、現実ではなく、幻聴というのは確定なのです。
幻覚がなく、幻聴だけ というのは(私にとって)よくあることです。 私に話しかけているのか、他の人と会話をしているのかはわかりませんが、とにかく誰かが言語を発しているのが聞こえます。
(聞こえるといっても、日常生活で聞こえているような「音」としてではなく、脳に直接働きかけられているような、そんな風に感じます)
私はナルコレプシーという睡眠障害を発症しており、その諸症状の中に「入眠時幻覚・幻聴」というものが含まれています。なので この幻聴については特段思い詰めていません。幻聴のように感じているだけで、実際は夢の一部ですから。
ただ、就寝時に煩わしいと思っている程度です。幻覚や金縛りが生じるよりも ずっとましなものだと感じています。
(幻覚が伴う場合は、見えるモードになると、目を開けても閉じてもしばらく見えています。しかし幻聴だけのときは、目を開ければ聞こえなくなるのです)
検索、その結果
この就寝時の幻聴というのは、「ナルコレプシー」の人間だけなのだろうか、と ある日気になりました。そこでネットで検索してみると、以下のような結果が出ました。
(きっと日にもよるでしょうが)2017年1月某日、Googleの場合、検索ランキングの1ページ目下段と2段目中段辺りに「睡眠障害」を危惧する記事が出てきました。
主に出てくるのは統合失調症を始めとする、精神疾患の疑いを示唆するもの。
彼らと、我々(ナルコレプシー勢) との大きな違いは日中の活動中にもその幻聴・幻覚がするというところです。 そのため、長期に渡って生じている幻聴・幻覚という症状が「就寝時のみ」なのか、「日中の活動中も」なのかが大きな分かれ目になると思われます。(私は専門家ではありませんことを付け加えておきます)
「就寝時に限る」ならば、睡眠障害かもしれないし、さらにはナルコレプシーかもしれないのです。
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まとめ
通説としては「幻聴=精神疾患」という方程式の方が一般的のようです。
もし、私と同じように「就寝時 幻聴」と検索した人がいると仮定。その人は(私と違って)、自分の身に起こっていることを調べるためだった場合、日によっては「睡眠障害」という言葉にたどり着けないこともあるのでは、と感じました。
ナルコレプシーの疑いを感じている人ならば、きっと最も苦しんでいるのは幻聴ではなく、眠気の方でしょう。なので眠気の方向から検索した人ならば きっと病名までにたどり着けます。けれど人の行動というものは千差万別なので、確定ではないんですよね。
睡眠障害の疑いがあって、まだ気づいていない人が、「幻聴」の方から検索したとき、この記事に たどり着けることを願います。そして病名を知るきっかけになれたならば、喜ばしいことです。
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睡眠が一般的な方々とは、相容れないことは多々あります。中でも上位は「食事中は眠くならない」ってところ。
— りつ@ナルコレプシー (@rit_narcolepsy) January 20, 2017
理屈では存じていますが、感情は理屈じゃないのが困ったところです。#ナルコレプシー #感情 #理屈じゃない #食事中